ナガバキダチオウソウカ（マストツリー）＠インド

学名：Polyalthia longifolia　モクレン目バンレイシ科
英名：Ｍａｓｔ　Ｔｒｅｅ　別名：アショーカ
原産地：インド、スリランカ
常緑低木
花期　インド　３～５月

インドのウリさんから写真が届きました♪

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どうですか？　ながばきだちおうそうか（deodar, asok) の花です。きれ
いでしょー？
この木はとても大きくなってしまうので、花はいままで見れなかったんですが、
お友達の家の二階からみることができました♪　

ウリ

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私も熱帯植物を思い出せて嬉しい～！ありがとう！

まるで、たくさんの星がまたたいているようですね・・・花の色は別段綺麗じゃなくて、薄緑色の花。でも素敵です。あらぁ～、バンレイシ科の木だわ。花の中心を見ればすぐに分かるバンレイシ科の植物。私のお気に入りなんです

真ん中で二重丸で盛り上がっている外側の方が、たくさんの雄しべ、そして内側の丸いのが、これまたたくさんの雌しべです。モクレン目は原始的植物。。。とても古い植物で複数個の雌しべを持つんですよ。

写真についていた名前はナガバキダチオウソウカ。　

うーん、記憶にないので、西岡直樹さんの「インド花綴り」の本を見てみることに・・・

うむうむ、載ってました～

そして、だんだん記憶が戻ってきましたよ！

英名はマストツリー。あー、マストツリーはシンガポールボタニックガーデンにもあったではないですか！！！

あのマストツリーにこんな花が咲くなんて・・・知らなかった！

シンガポールボタニックガーデンのソーセージツリーの横の道沿いに何本か植えられていますよね♪７ｍぐらいの低木で、枝や葉がうなだれている木ですよね。

「インド花綴り」によると、インドでは、大変ポピュラーな木だそうです。船のマストのようなまっすぐな樹形から、マストツリーとも呼ばれるんですって。

ナガバキダチオウソウカって、長葉木立鷹爪花　と書きます。

花の色がそれほど綺麗じゃないということは、色で虫を呼ぶんじゃないんですね。何が武器かというと、それは匂い。匂いで、何かを呼ぶ花です。何かとは、コウモリ～～狐の顔をしたオオコオウモリが花粉を運ぶんですって。

あー、インドっぽい！西岡さんは「コウモリの大好きな木」と表現してらっしゃいます。

定本「インド花綴り」の本は、「インド花綴り」と「続・インド花綴り」の本が廃刊となり、新しく一冊にまとめられた本です。西岡さんの繊細なスケッチと文章で、インドの植物が紹介されている超オススメ本です♪

定本 インド花綴り 著者：西岡 直樹 販売元：木犀社 Amazon.co.jpで詳細を確認する

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そして、この花を見て、すぐに思い浮かんだのは、イランイランの花。私の大好きなイランイランちゃんですよ。久しぶりに写真を探し出して眺めちゃったよ～

イランイラン

ねっ、似てるでしょ？！

あー、いい匂いがしてきた。。。ボタニックガーデンも今年はエコガーデンのところに地下鉄の駅ができますよね。だとしたら・・・このイランイランちゃんは健在かな～？

イランイランは円熟した大人の女性の香りですね♪

モーリシャスで滞在したホテル・ザ・レジデンスは、このイランイランの香り一杯の落ち着いたホテルでした。無頓着なうちのパパさんをも魅了したホテル・・・懐かしいな。。。イランイランを初めて見たのも、モーリシャスのパンプルムース植物園だったな。

では