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2012年8月 5日 (日)

異型花柱性からの考察

サクラソウで思い出すのは、田島が原に行った時に畔上先生から教えて頂いた異型花柱性のこと。

今回のハクサンコザクラにも 雌しべの短い花と長い花がありました。

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雌しべが飛び出しているので、めしべが長い長花柱花

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めしべが短い短花柱花

生物は、自分とは違うタイプのものと遺伝子を交換しないと健全な子孫を残せません。サクラソウは両性花ですが、異型花柱性という特別な性の在り方をしているんですね。実はこれを見つけたのはダーウィンなんですって。

この辺のことが、中村桂子さんと鷲谷いずみさん(素晴らしい組み合わせでしょ?!)の対話の中でテーマにされています。

面白いので、ぜひ読んでみて下さい♪

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生命誌ジャーナル 2009年 春号

一つ一つの生きものを見つめる眼差し:鷲谷いづみ×中村桂子

鷲谷いづみ(東京大学教授)
中村桂子(JT生命誌研究館館長)

http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/060/talk_index.html

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今から母が行きたいというので、お墓参りに行ってきます~~

鎌倉方面です♪

暑そうですけどね~

では

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