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2013年7月14日 (日)

恵泉蓼科ガーデン 2

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恵泉蓼科ガーデンは、1985年恵泉女学園収益事業部「恵泉園芸センター」の研修施設として造られました。敷地面積3200坪(1ha) 標高1150m 驚くことに、この広さのお庭にガーデナーはたった二人だそうでびっくりしました。

現在は学園の教育部門に移され、学生や生涯教育の研修の場として活用されているそうです。

今まで、カメラ撮影は禁止されていたそうですが、今回から解禁となったそうで、私としてはラッキーでした。でも、下手な写真は公開できませんね。

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入ってすぐはこんな感じです。もともとはカラマツ林だったそうで、背の高いカラマツとガーデン長の小澤文子さんが迎えて下さいました。

Img_2152 さ、ガイド始まりです

ボーダーガーデン、フォンテンガーデン、バラ園、果樹園、中庭、ロックガーデンなどから成り立ってますが、

まずはイングリッシュガーデンの形態を持ったボーダーガーデンです♪

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今まで、色んなガイドを聞きましたが、小澤さんのガイドは内容豊かで庭づくりにかける深い気持ちに心打つとっても素晴らしいガイドでした。

木の影になる側に植える植物の色合いとか・・・

陰になる植物をいかにまっすぐ立てる技とか・・・

朝の光があたる場所にはブルーが映えるとか・・・

夕陽には黄色とか・・・

いつもだったら、離れてカメラばかりいじくっている私が、珍しく、じーっと聞き入ってしまってました。

庭づくりの苦労も楽しそうで・・・ニコニコしながらの話は魅力的です。

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カンカン照りで花を写すには難しいけど・・・嬉しくなっちゃう被写体ばかりでるんるん♪

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お金を取って人に見せるガーデンはどうしてもお客さまに見てもらうように、シーズンで植え替えたりしてお客さんに花を合わせてしまいます、

でも、ここは

花が主役なんです。

だからここでは、春の株分け以外には植え替えをしません。

試行錯誤の作業を通じておのずと、「一番の教師は自然であり、自然から学ぶ」という姿勢に行きついたそうです。

「ここの土地にあった植物は辺りの野の花から学ぶ。植物が倒れないように本来の姿に保つには化学肥料に頼り過ぎない、水やりは雨に任せる」という自然の力を最大限に生かした管理方法が取られています。

だからこそ人技では作り得ない自然美あふれたお庭が出来るんです。

とのこと・・・大いに納得です。

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じつは、小澤さんにも伝えたいのですが、母の為に持って帰った花束の花達、ものすごく勢いがいいのです。周りに置いてある花屋さんからのアレンジメントの花達はすぐにぐったり頭をもたげてしまっているのに・・・不思議にこのガーデンから持って帰った花達の元気のいいこと。大地のエネルギーを吸って自然に育った花の元気に、わー、本物だ~と驚いています。

もっと買って帰ればよかった・・・(まだ言ってる・・・

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マイナス20度になるここでは、普通のテラコッタの植木鉢は割れてしまうのだそうです。この石のコンテナは一個の石をくりぬいて作られてるそうです。 サンドストーンって言ったかな?

フォンテンガーデンを抜けると、設立当時に設計や管理に携わった百瀬和子さんのメモリアルガーデンが・・・

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この素敵な扉を開けると・・・バラがまだ咲いてくれてました。

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「よろこび」 というバラ

鈴木省三(せいぞう)先生の薔薇だそうです。

鈴木省三先生とは・・・こちらをどうぞ→***

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「ミスターローズ」と言われたバラの育種家で京成バラ園芸所の所長さんでした。

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心躍ってるんるん♪ 

あー、し・あ・わ・せ~

まだまだ伝えたいことも写真もたくさんあるけど

今日はこの辺で~

では

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