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2013年9月13日 (金)

ヒゴタイ

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一般名:ヒゴタイ(肥後帯)
学名:Echinops setifer  キク科ヒゴタイ属 多年草

レッドリスト絶滅危惧II類(VU)

分布: 本州(愛知、岐阜、広島) 四国、九州 山地草原に生える

花期:8~10月 高さ1m位

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昨日ヒゴタイの咲くタデ原湿原の写真を載せたら、可愛い花みたいだけど、小さくて分からないから大きく載せて!と言う声がありました。

なので、さっそくヒゴタイ載せますね。

ススキや萩の花の揺れる草原でシャキッと立っている姿は目をひき魅力的です。ずっと見てても飽きません。それなのに、その数はどんどん減り、今ではレッドリストに載っているほど。心配ですね。

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頭花は一個の筒状花が集まって、直径5cmほどの球状の花序になっています。上の写真の尖がっている一個ずつが花なんです。

大きくしてみると、花弁5枚の綺麗な花ですね。

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上の写真の状態から下の写真のように変化していき、最後に二つに分かれた雌しべが出てくるんですね。

花が木道から遠くて、葉を撮ることはできませんでしたが、葉は長柄があり長楕円形で羽状に深く切れ込みがあり、短い棘のある鋸歯があります。

2時半過ぎてくると、光がきれいになり辺りの花が輝き始めました。

いい写真が撮れそう・・・

集合まであと30分。 急いでシャッターを押しました。

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萩の花と・・・

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ウドの花と・・・

あなたはどちらがお好きですか?

大好きなヒゴタイがいつまでも咲く日本でありますように・・・

では

*****

 

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