2013年8月 6日 (火)

オゼヌマアザミ

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その場所に行ってみて、初めて、何かをふっと思い出すことがありますよね。

それまでは、まったく思いもしないのに・・・

大江湿原で、前回オゼヌマアザミを見たことを思い出しました。

何となく名前だけ憶えてたんですね。

「星さん、これオゼヌマアザミですか?」

「ううん、それはノアザミ、オゼヌマアザミはこっちだよ。」

と、指差されたアザミは、基部のところがまるで針の様な緑色の総苞片で囲まれていました。葉の棘が凄くて、ちょっと引っかかると痛そうで

ははーん、これだったのね。 

これは、なんと覚えやすいアザミだこと。

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固有種で尾瀬でしか見れないアザミです。

名前はオゼヌマですが、尾瀬沼だけでなく、尾瀬ヶ原の下田代や上田代でも見られるそうです。

アザミは、スコットランドの国花なんですって。

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スコットランドの花Flower of Scotland)は、スコットランドの非公式な国歌として、今日、広く認められている歌である。スコットランド代表が出場するラグビーやサッカーの国際試合でしばしば歌われ、フラワー・オブ・スコットランドとも呼ばれる。

タイトルともなっている「スコットランドの花」とはスコットランドの国花であるアザミを指している。夜の闇にまぎれてスコットランドを攻撃しようと裸足で身を潜めていたヴァイキングたちが、アザミのとげを踏み、その痛さに思わず声をあげたことによって、スコットランドの人々が侵略の危険を察知した、という言い伝えがある。

ウイキペディアより

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他にノアザミ、エンシュウオニアザミが咲いてました。

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↑は、ノアザミ。

エンシュウオニアザミも写しとけばよかった。

どうもいまいち元気がなくてあんまり写せなかったの・・・

あれで元気がなかったの・・・と言われそうですが・・・

脳が働かなくて・・・

元気に脳が働く時は、レンズ変えたり、ささっと出来るけど、駄目な時は動きがぎこちなくて、つい億劫になりますね。色んな事がいっぺんに器用にこなせないと、フィールドで一眼は持てない・・・です 

脳さん、頑張れ~!

では

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2013年7月24日 (水)

テガタチドリ&シテンクモキリ

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テガタチドリ(手形千鳥) 別名:チドリソウ(千鳥草)
学名:Gymnadenia conopsea  蘭科 テガタチドリ属 多年草

平湯温泉に向かう途中、こんなに素晴らしい群生を見ました。

テガタチドリです♪

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今回一緒に旅をした方たちは、人生の先輩でもある方達がほとんどですが、皆さんお元気です!凄いんです。お話ししてみると世界中を花を求めて旅をしていらして・・・どこがよかったですか?と聞くと、そうねー、それぞれ全部いいのよ~~でも、天山山脈が・・・なんて答えが返ってきました。

私の頭の中は、天山山脈とは・・・きっとあの辺~?? ってなものです。

じつは、全然わかってない・・・笑

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そんな方達が 「きゃー!」と声をあげてらした群生。

そんな方達からしたら、私なんて植物初心者。

こんな群生、後にも先にもきっとお目にかかれないんだと心して見させて頂きました。

私にとってのテガタチドリは八方池山荘の横で2株。とてもキレイに咲いていて、藤井先生がこんなに綺麗なのは珍しいと、熱心に写真を撮ってらっしゃいました。とても熱心にとってらしたから、印象に残っている花でした。

その時の記事は

http://sin-yokosketch2.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-dc9f.html

テガタチドリの手形とは

根の形が手のように広がっているのだそうです。

そして、チドリとは

花の形が飛んでる鳥に似て入りから。

このランの柱頭は長いですね~ この柱頭にぴったりの虫がいるのだと思うと面白い!長い柱頭の先を見てみるとちゃんと蜜が溜まってました。

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テガタチドリを見ていると、またまた奇声が~! 

きゃー、こんなのも咲いてるわ~!

それは、初耳の名前。

シテンクモキリでした。

シテンとは、紫点と書き、クモキリソウの花弁部分に紫の点がある種のことで、2008年に新種と定められたばかり。

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紫の点が・・・わかりますか?

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中央の黒い部分です。

ただのクモキリソウにはこの黒い部分がありません。

他にも・・・

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ベニバナイチヤクソウ              ニメスイバ

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ヒメスイバの花 クリックすると大きくなります~ この黒白の鉢が綺麗だけど、蜂さんあなたはだあれ?

初めての花にたくさん触れられ、印象的な一日でした。

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昨日、一昨日とよく寝ました~

英国、新王子お披露目

和やかなニュースでいいですね。

では

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2013年7月21日 (日)

畳平のお花達 2

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ハクサンイチゲ  クロユリ  ミヤマキンポウゲ

今回楽しみにしていた花の一つがクロユリ。

前回ゆっくり見れなかったから・・・

その望みは嬉しいほど見事に叶いました。

見てみて~!写真の中に一体何個のクロユリが???

ハクサンイチゲの中に埋もれて、もう、わんさかわんさかクロユリが咲いていました。

しかし、下を向いていて写しにくい・・・

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この写真を撮るのに、どんな格好になっているか・・・木道の上でかなりの苦労をしています。

あー、お腹の肉がよじれそう~

せっかく撮れた~なんて思ったら、アルパインのツアーリーダーのHさんが雄花と雌花と両性花があるんですよ~と・・・よく見たら、最初に撮ったのは雄花でした。残念! 残念っていうこともないのですが、折角写すなら両性花を~~撮りたい。。。

と、思いつつ、やっと撮れたのが上の写真。左が雄花で右が両性花です。

撮りたいという強欲のなんて強い事~~超強欲じゃ~笑

ま、それを人間らしいと表現しましょう~

クロユリは中の模様が綺麗ですね。

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クロユリ黒百合)
学名:
Fritillaria camtschatcensis 

ユリ科バイモ属高山植物 多年草

大きくしてみるとこんな感じです。 小さい粒々は花粉。花粉で一杯ですね~

クロユリは、百合と言ってもコバイモの仲間で、小さく優しく咲いています。

さて、他には

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ミネズオウ

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コイワカガミ(高山に生え、葉が小さく1~3.5cm位)

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ヨツバシオガマ と イワツメクサ

そして、今年は コバイケイソウが凄いことになりそうな予感です。

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コバイケイソウ

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アオノツガザクラ

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駐車場に戻ったら、我々のバスだけ残ってました。

大勢の観光客も去り、今夜は平湯温泉なので急ぐ必要もなく、のーんびり過ごせていい時間でした。

乗鞍花畑、これで大満足☆

それにそれに、この後 帰りになんと素晴らしい光景に出合ったのです。

そのことはまた明日♪

では

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2013年7月20日 (土)

畳平のお花達 1

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乗鞍畳平のお花畑。

畳平まではバスで行くことができるので、気楽に行ける高山植物のお花畑です。一気に2700mの世界に行っちゃうので、高山に弱い人はあっという間に高山病に・・・ 生あくびが出るのは高山病の症状なんですって。

2年前に、ハルさんとaraiさんと乗鞍、主峰の剣ヶ峰登山弾丸ツアーで来たねー

懐かしい~☆ あの時は見たかったのに、ゆっくり見れなかったお花畑。

やっとリベンジです~。

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まだ山の斜面には雪がたくさん残ってました。

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今見れる花が書かれてるけど、なんと!漢字で書いてあります。

凄いですね。でも親切じゃないね。

花の名前知らない人は読めないですもの。

おーい、ふりがなふって下さいな!

クリックして眺めてみて~。読めますか?

ウラジロナナカマドのカマドなんて、毎日書いてるとすらすら書けるんでしょうかね。

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山を歩き始めた3年前、一株見つけて大喜びだったイワカガミがこんなに・・・ここのはコイワカガミだけど、たくさん群生してました。

もう今回の旅で見れた花の量は半端じゃないです。

今年は花の当たり年!!!

みんな~、家にいる暇はないわよ~♪

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二年前に来たとき、バス出発間際に急いでみたクロユリ。これがまた半端ない量で、二年前の10倍位咲いてました。

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コイワカガミ                  ハクサンイチゲ

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ハクサンイチゲは日本アルプス高山植物の代表的存在。エリマキトカゲの様な柄のない葉が特徴的です。花びらに見えるのは萼片です。

そうそう、コマクサも咲いてましたよ。

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今年もまた会えて、し・あ・わ・せ 

コマクサは堂々たる風格がありますよね。

さすが高山植物の女王さまです~

そうそう、萼が少し緑がかってるハクサンイチゲがありました。

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明日に続く

では

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2013年5月24日 (金)

チシマゼキショウ

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学名:Tofieldia coccinea
和名:チシマゼキショウ(千島石菖) 
ユリ科
チシマゼキショウ属 常緑の多年草

花期:6~7月

北海道と本州中部地方以北の高山帯の岩礫地に生える

APG体系では

オモダカ目チシマゼキショウ科

新緑に目を見張る奥多摩の山々では、上に立ち上がったトチの花がまっ盛りでした。いいですよね、日常を離れて足を延ばすと、異世界が現れます。そして、世界は自分の周りだけではない事に気づかされます。

トチの木ってあんなに沢山植わっているんですね。都会にいると街路樹でしか見ませんもの。他にもミズキ、カンボク、ニセアカシアなどの白い花、山藤の紫が素敵でした。

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この日、初めて見たのはチシマゼキショウ

名前のいわれは千島で発見され、葉がショウブ(菖蒲)に似ていることからです。岩場を歩いていると、先生がちょっと待った!待った! って何??? 何があるの? そこそこ!どこ? わぉー、危ない~! とこんな感じで、初めて出会ったちっちゃなちっちゃなチシマゼキショウでした。草丈 5~15cmぐらいですね。

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せっかくだから、ドカーンと大きくして見てみましょう。

ウイキペディアによると

雄蕊は花被片と同長で6個あり、葯は黄褐色から赤褐色。花柱は3個ある。

確かに~

可愛い花の集まりですね♪

北海道あたりの高山ではたくさん見られるのかしら?

またの出会いを楽しみにすることにしましょう。

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全く話は変わりますが、あと9日で解散するFUNKY MONKEY BABYSの最後のTV出演の『ミュージックステーション』見ましたか?涙が・・・溢れちゃいました。

ファンキー加藤が呼びかけた最後の言葉は・・・

「こぶしの中には無限の可能性が秘められていることを忘れないで下さい。ありがとう!」

今日は特に迫力ある言葉でした。

↓ファンモン ちっぽけな勇気&ありがとうです。ぜひ!

http://www.youtube.com/watch?v=uF01V2zj7tw

http://www.youtube.com/watch?v=BrTo-uiJpl4

では

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2012年8月 8日 (水)

寝不足ですよね。

おりんぴっくきのうは、サッカー負けましたね。 メキシコは強かった!

サッカー好きの私にとっては、続く男女の試合に興奮気味の毎日ではありますが。。。寝不足ですよね。なんだか、お昼、動いてはいるものの、ピシッとしていません。明日なんて、どうなるの~~テレビが2台いるわ~~!男女同時にやるのですね。(違ってました。良かったぁ。男子は11日明け方でした。でも、女子バレーが同じ時間なんだぁ~ 相手はブラジルだわっ)それも3時過ぎですよ。気持ちは熱心でも目がつむっちゃうかも・・・

    

さあて、実(み)の話です♪

秋田駒が岳で、こんな実を発見!

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カエルの顔みたいでしょ!

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山の花の詳しい方には珍しくもない話題なのかもしれないけれど、初めて見た時には、へーって、絶対思ったに違いない。。。

この実、シラネアオイの実なんですって!!!

へー!ですよね!

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この淡い、可憐なイメージの花の実が、こんな形とは・・・ネットで見てみたら、もっとごつごつした形のものが多かったかな。。。いずれにしろ、2個に分かれてます。キョウチクトウ科の実みたい。。。

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インパクトのあるシラネアオイの実でしたぁ♪

明日から、少し前に戻って、北海道の記事にしようかな・・・素敵なガーデンがまだまだ紹介できてなくて心残りだから。。。

8月は後半まであまり出かけません。お盆の最中は人ごみは避けて、家の近くでごそごそごそしてます。お盆明けたら、またお出かけ再開。今度は、飯盛山かな♪

では

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では

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2012年8月 7日 (火)

サンカヨウの実はおいしそう

尾瀬裏燧林道で、サンカヨウの実を見ました。

上高地で花芽に出会い、白馬猿倉遊歩道で花を見て、今度は尾瀬で実を。

一つの花でいろんな思い出が浮かびます♪

楽しい、楽しい♪

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7月30日 尾瀬裏燧林道で

いい色で美味しそう。食べてみればよかった・・・

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それにしても、初めて見たサンカヨウの花は輝いてました♪それに、その日出会えるとは思ってもいなかったので、突然の出会いに感激しましたっけ・・・

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学名:Diphylleia grayi   メギ科 サンカヨウ属の多年草
一般名:サンカヨウ(山荷葉) 

亜高山帯~高山帯のやや湿った場所に生える。

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6月18日、白馬で

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もっとさかのぼって、5月16日の上高地では

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初めてサンカヨウを見て、葉っぱの特徴を教えてもらいました。

サンカヨウの赤ちゃんはエネルギーの塊のようでした。

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サンカヨウの葉は茎の付け根の反対側もくびれてるのが、特徴なんですって!

それを聞いてから、とってもわかりやすい親しみのある葉になりました。この葉だけは誰に聞かれてもOKです♪

araiさんは、尾瀬でサンカヨウが初めてだったみたいね。ぜひぜひ、また一緒に登って、素敵なサンカヨウの花を見ましょう。一緒に見たいな~~

実と言えば、秋田駒が岳で、これまた面白い特徴のある実を見ました。

そのことはまた明日~♪

では

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2012年8月 3日 (金)

ハクサンコザクラ@会津駒が岳

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ハクサンコザクラ in 会津駒が岳

この写真を撮るの、結構大変でした! 木道にザックとストックをほおり投げて、木道に寝そべってます。体も相当いかれちゃってますしね。寝そべった体を木道上で立て直すのも大変なのですよ~~ハクサンコザクラ、せいぜい高さ15cmほど。花も木道からそんなに近くにないしね。手前の草は邪魔だしね~~

撮りたかった青空バックのハクサンコザクラ。ぎりぎり撮れましたぁ!

いかがでしょう?

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ハクサンコザクラは中部山岳を代表するサクラソウ属の高山植物。雪解けとともに湿地帯に咲き、雪田をバックに群生になって咲き乱れます。長い冬から目覚めた山に、一度に明るさをもたらし、その光景を目にした人は誰しも心を奪われるであろう。。。そう、耳にしていたハクサンコザクラ。

白山はもとより、火打山などでも有名みたいですね。

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えんやこらさ、と、やっと駒の小屋にたどり着き、そばの駒の大池のほとりを見ると、わぁーー!咲いてる!!! 会えた~~!!!ハクサンコザクラに!!!

興奮でございましたぁ。

でも、ちょっと、トイレ!

トイレから出てくると、星さんが、「ひとまず、山頂に行きましょう~~。そして、中門岳も行けるとこまで行きましょう。」

「あっ、はい。」

あー、気になるハクサンコザクラちゃん。 

皆歩き出してます

写真が撮りたいわたくし、念を押しました! 「星さーん、写真とる時間ありますか?」

これだけは言っておかねばね・・・・・笑

絶対写真撮りたいもん!

でも頂上だけは行かねばね。。。 だって、記念の50回目の登頂になるのです!

大丈夫、写真撮る時間ありますよ~~ 

ふふふ、よかった!

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たくさん、咲いているように見えた子桜ちゃん。よーく見ると、実際には前の日に降った雨で結構痛んでいるのが多かったんです。だから、いい被写体が見つからない・・・

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結構、苦労しました。

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花の大きさは直径2cmぐらいで可愛い。

花弁は5枚。今まで見てきたサクラソウの中で一番小さいかも・・・・この間白馬で見たユキワリソウに似ているけれど、パッと見てわかったのは、花弁一枚の切れ込みが深いの。まるで10枚の花弁みたいですね。10枚じゃなくて、5枚なの。

ここで比較のため、良く似ているといわれる白馬・八方尾根のユキワリソウに登場してもらいましょう♪

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ユキワリソウ in 八方尾根

ねっ、花弁の形が違うでしょ。切れ込みが浅いですね。花弁の元の方もへこんでる。。。

納得。。。

でしょ?!

うん、ここで色々見てみたい気になりました。

今まで見たサクラソウ科 サクラソウ属の仲間を色々並べてみますね♪

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サクラソウ@田島が原               サクラソウ in 軽井沢・離山

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カッコソウ@鳴神山 

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コイワザクラ in 箱根駒が岳

それぞれみんな個性がありますね♪ サクラソウの総復習が出来ました。

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学名:Primula cuneifolia Ledeb. var. hakusanensis Makino
和名:ハクサンコザクラ 白山子桜
花期:6~7月 

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また再開したいハクサンコザクラです♪

会津駒でまた再開するか・・・うーーん、それは疑問!でも、登りが大変でも、あの山小屋は雰囲気良さそうだだったし・・・泊まるなら、また行きたいな・・・

大変だったことはすぐ忘れて、簡単そうなことを言っております。笑

でも不思議と引力のある山であるようで。。。

またいつか登ろうっと!

では

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2012年7月17日 (火)

八方尾根は気持ちいい♪

オオヤマレンゲを見た1日目は、ホテル五龍館に泊まりました。食事も部屋も良かったですよ。3代目女将の中村さんのご挨拶も印象的でした。

温泉もあるし、従業員の明るい、あたたかい印象のホテルでした。夜、藤井先生のスライドでの勉強会も良かったな。。。

さて、心配なのは2日目の日の天気。でもでも、大丈夫!晴れ女ですから!!!もう少し晴れてくれれば、白馬の山々がくっきりと見えるでしょうが、贅沢は禁物ですね。

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八方へ行くと、このリフトが好き! 足元の植物もすぐ下に見れるし、山へのわくわく感が膨らんでくるんです!リフトの乗り換え地点、黒菱平に到着。さっそく、ワタスゲ、タカネバラ、ニッコウキスゲなど高山植物が顔を出します。可愛い~~ 

山に来たぁ!!!

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毎月NHKの山歩きで一緒のkatoさん。偶然一緒だったの! さっそく写真撮り始めてます。私達。遅れて迷惑かけないようにしなくちゃね~~ っていうか、katoさんいると心強いわ~~ 二人で遅れれば怖くない・・・なんちゃって。

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もう一度、リフトに乗り八方池山荘に到着 標高1830mです。

八方池山荘に到着して迎えてくれたのは、綺麗なテガタチドリでした。

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テガタチドリ ラン科 

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ガスが消えて、向こうにアルプスが見えてきました! ほぉ~!皆の歓声が聞こえます。ここまで来ると 山が迫ってきて迫力あります。

そして、そばには誰もが見たいハッポウウスユキソウも咲いてましたよ。

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ハッポウウスユキソウ  キク科

よく見られるミネウスユキソウの変種で、この八方尾根でだけ見られる固有種です。ここに来なくちゃ見れない花だから、やっぱり見たかった~ 満足

白いのは花弁じゃないの。花は真ん中に見える丸くて小さい塊にみえるもの。5枚の花びらを持つ小さな花の集まりが、さらに星型に数個、花柄の先にできます。ミネウスユキソウより葉が細くて、上向きにつくんですね。なるほど・・・全体的に細身ですね。

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山に来ると、ニッコウキスゲをこういうポーズで写してみたくなる・・・これをまず撮らなくちゃ始まらない・・・っていうお決まりで撮ってみましたぁ。

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後ろを振り返ると・・・歩き始めの八方山荘

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3年前が懐かしい。(ハルさんへ) あの時行けなかった八方池に行きたくて、このツアーに申し込んだけど、やっぱりまた行けませんでした でも少しは進んで第2ケルンまで行きましたよ。 次回は八方池目的で歩かなくちゃ、花が多くてダメだわ~唐松岳に登るのもいいな・・・

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あとね~。かわいくてかわいくて、忘れられなくなった花が3種類できました。

NO1はこれ。

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さわやかな可憐な花です♪ ハッポウタカネセンブリ

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見ていると、なんだか陶器みたいな感じに思えてきました♪可愛いでしょ~?!タカネセンブリの変種で、八方尾根を中心とした超塩基性岩の蛇紋岩の地質に分布しているものです。センブリ(千振)というのは、薬草で千回降り出してもまだ苦いというところからきてるんですよ。

花はとても小さくて、8~10mmぐらい。花弁の真ん中に蜜腺があります。

NO2は・・・

ユキワリソウ

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かわいい~ 、この桜草系が大好きなの~ 隣りでkatoさんも同じことを言ってます。

そういえば、ユキワリソウってどこかで聞いたことありませんか? 新潟のミスミソウのことをユキワリソウといいますよね。でも、ここにれっきとしたユキワリソウという花がこんなにかわいく咲いてるのに・・・ミスミソウはユキワリソウと言わないで欲しいな。

NO3は・・・

ミヤマアズマギク

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ミヤマアズマギク キク科ムカシヨモギ属

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第2ケルン近くまで 、出来立ての木道が続いてました。

紹介しきれない花でいっぱいです。

ひとまず此処まで。

明日から、東北ボタハイへ出かけてきます♪

また行くの???

そうなんです~~

またちょっくら山さ、行ってきます~~

北海道の記事も終わってない・・・ですがね~~~

時はどんどん流れていきますね♪ 梅雨も明けたようで、これから本格的に暑さとの戦いですね!!! 夏バテしないようにして下さいね。

では

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2012年6月23日 (土)

シラネアオイ@白馬

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学名:Glaucidium palmatum キンポウゲ科(シラネアオイ科) シラネアオイ属
和名:シラネアオイ (白根葵) 


1科1属1種(?)という珍しい植物(最初キンポウゲ科だったのが、シラネアオイ科になり、またキンポウゲ科になったらしい。ちょっと???)

日本固有種

名前は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)という。学名のpalmatumというのは掌(てのひら)状という意味。

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普通の写真は、みなさん、もう沢山見てると思うので、中心を大きくしてみました。どの花にも虫がたくさん寄ってきてました。甘そう~~

白馬は今年は雪が多く大雪渓まで行けず、期待していた「大雪渓にシラネアオイ」というイメージ通りに花を見ることはできませんでした。残念~。大雪渓とシラネアオイとのコラボの写真が撮りたかったのに・・・

でも、少ないながらも、やさしい紫色のシラネアオイを見ることができました。

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淡い色がいいね~~なんていってると、遠くに濃い紫色のシラネアオイが目に留まりました。

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わぁ、濃いのもいいですね~


北海道~本州中北部の日本海側にかけて分布していて、佐渡で綺麗なのを見たわよ~~って、よく耳にします。まゆりさーん、この頃、よく出かけてるね~~!と言われますが、上には上がいらっしゃって、熱心な諸先輩がどんどん魅力的な情報を下さいます。

このバスツアーでも先輩のお歳の隣の方と花の話で盛り上がりました。

沢山の刺激をいただけて、嬉しい。。。

もう高い山には登れなくなったわ~~ いいわね、登れるうちにどんどんいらっしゃるといいわよ~~ あそこも素敵、ここも素敵。色んなところを教えていただきました。

はーい、楽しみます~~!!!

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白馬のふもとはタニウツギのピンクの花が盛りでした。

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オクヤマガラシ                   ショウジョウバカマ
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ギンリョウソウ                    またおいしいユキザサに会えた♪

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娘がたくさんDVDを借りてきて、きのうは 「アンフェアー」 そして さっきは「ミッションインポッシブル」見ました。

面白かった~~!!

見てみて~~

では

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